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第66回NHK紅白歌合戦・感想【2015-2016】 ~懐古選曲はどこまでOKか~

第66回NHK紅白歌合戦も例年通り2015年12月31日に放送されました。
歌手別視聴率はまだ出てきていませんが、視聴率は1部が34.8%、2部は39.2%となりました。
2部が30%台になるのは2度目で、最低だった2007年第58回の39.5%を下回り今回が過去最低の2部視聴率となってしまいました。前回の2部が42.2%だったので、3%落としていることになります。
ただ1部はそれほど悪くもなく、前回より0.3%しか落としていません
個人的にも、今回の紅白はエンタメ性が高く面白い番組だったと思っています。しかし、後半だれてしまったようにも感じました。
視聴率低下の原因を考えつつ、歌手ごとに歌唱を振り返っていこうと思います。

司会:綾瀬はるか、井ノ原快彦(V6)、黒柳徹子、有働由美子アナ


1.郷ひろみ「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」
出場歌手全員が後ろの大階段に並ぶ中、舞台下手から走って登場。こういう演出は浜崎あゆみトップバッターの頃にはなかったので新鮮でしたね。
「億千万!億千万!」「ジャパン!ジャパン!」と合の手を入れやすい曲で盛り上がっていました。キッチリトップバッターの役目を果たしたと言えるのではないでしょうか。
郷ひろみも今年からついに新曲が歌えなくなり過去曲頼りになっていきそうですが、このパフォーマンスだともうしばらく生き残りそうです。

2.大原櫻子「瞳」
ギタ女ブームということで山本彩とmiwaが応援コメント。アコギを持った水色のドレス姿。
引き続き出場歌手全員が後ろの大階段に並ぶ中、ミディアムバラードをしっとり歌い上げていました。歌声は不安定でしたが、初出場なのであの程度は仕方ないでしょう。緊張しながらも一生懸命歌う姿は初々しさが感じられてよかったと思います。
ギターは持っていましたが、音は入っていないようでした。まぁそれは仕方ないかと。
ただ1コーラス、アウトロもカットしてしまうと余韻が無さすぎました。2分を切るような歌唱時間だとかなり短く感じてしまいますね。

3.Sexy Zone「ニッポンCha-Cha-Cha チャンピオン」
ジャニーズJr.によるマスゲームコーナー。なんだかんだでこの人海戦術は圧巻。
生歌っぽかったのは好印象でしたが、若手ジャニーズならどのグループでも変わらないかな、という印象も持ちます。
独自の個性がないなら、この枠は毎年いろんな若手ジャニーズグループが持ち回りにしても面白いかもしれません。

4.伍代夏子「東京五輪音頭」
福田こうへいを闇に葬ったこの曲、今年は伍代夏子が歌いました。この曲は毎年持ち回りで歌っていくのでしょうか。そしてこの曲は来年出演なしというお知らせの役割も担っているのでしょうか。個人的には2019年までもう歌う必要はないかなと思います。
ダンサーに紛れて(?)いた、とにかく明るい安村とイカ大王(ドランクドラゴン塚地)の印象しか残っていません。それにしても今年はイカ大王の扱いが良かったですねー。

5.乃木坂46「君の名は希望」
初出場ということで選抜関係なくメンバー全員がそろっていたそうです。
他の音楽番組ではイントロのピアノをメンバーの生田が担当していましたが、演奏大幅カットの今回はピアノ演奏ももちろんカット。
合唱チックな楽曲で、AKBに比べて楽曲自体の評価も高いグループです。今回は2013年の楽曲でしたが、来年以降はその年の曲を歌いそうです。

6.三山ひろし「お岩木山」

感動の初出場。祖母が見に来ており、涙を誘う演出でした。
けん玉披露がなかったのは意外でしたが、今回の正統派演出を考えると正しい判断だと思います。
きっちり和装を着こなし、堂々とした歌いっぷりで、正統派演歌歌手として今後も出演していく可能性はありそうです。

7.E-girls「Dance Dance Dance」

ダンス中心の演出。後ろのパネルが目を引きます。
例年通り、各種音楽番組通りの披露で、他の音楽番組に比べると扱いはそれほどよくありませんでした。
LDHの権力を抜きに考えると、CD売上は女性アイドルとしてはそれほど高くありませんし、楽曲のクオリティも低下気味。来年出場となるか、意外と危ないラインかもしれません。

8.SEKAI NO OWARI「プレゼント」

Nコン課題曲ということで中学生との交流を中心にトーク。このトークがかなり長く、これなら他の出演歌手の歌唱時間に回してほしいと思いました。
途中から合唱が加わる演出。歌は安定していましたがあまり面白味もなく、演出も普通でしたね。音楽番組では一時は生歌がかなり危ない感じになっていたことを考えると、これでもマシなのかもしれませんが。
来年はback numberあたりにバンド枠を取られていてもおかしくないです。

9.坂本冬美「祝い酒」
演歌コーナー。かなり短く、ほとんど印象に残っていません。
これならわざわざ演歌に1枠裂く必要性を感じられませんね。落選の可能性も出てきそうです。

10.徳永英明「時代」
カバー歌手になって長いですが、来年からはカバーをやめるらしいので紅白も今年でラストかもしれません。歌唱はいつも通り。

特別企画「アニメ紅白」
かなりバタバタしたステージ。詰め込み過ぎていましたね。最後強引に鉄腕アトムに持っていくのもちょっとなぁ…と思いました。
あと時代的にも古い物に偏りすぎていて(妖怪ウォッチの次に新しいのがポケモン)、もう少し最近のアニメも取り上げると良かったのではないかと思います。
miwaと石川さゆりのデュエットでmiwaの声が9割方勝っていたのが印象的でした。miwaの声はかなり特徴があるのですね。

11.μ's「それは僕たちの奇跡」

アニメコーナーから繋がる形。
冒頭にアニメが入ったこともあり、歌唱自体はかなり短め。分からない人にとっては分からないまま終わってしまった印象ではないでしょうか。

12.山内惠介「スポットライト」
ここで福山雅治との中継が入りました。毎年恒例ですね。
初出演でしたが、それほど印象に残らないステージでした。

13.AAA「恋空と雨空」
例年以上に印象に残らないステージ。歌唱もそれほど印象的ではなかったです。
ついに過去曲になってしまいましたし、来年は出場できない可能性も高そうです。

14.星野源「SUN」
親交のあるバナナマンと「LIFE!」繋がりでイカ大王がステージに登場し紹介。
初出場とは思えない、楽しげに歌う表情と堂々とした歌いっぷりは見事でした。
病気で療養していた3年前には考えられなかったことです。

15.島津亜矢「帰らんちゃよか」

シンプルな演歌のステージ。
今年は前半に演歌が多く、やや食傷ぎみな感じでした。

16.ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」

紹介にはSMAPに楽曲提供をした縁から草彅剛が登場。
メンバー4人に加えて普段のテレビ出演にもサポートで入っている女性のコーラス隊2名に加えて目立つピンクのドレスの女性が1人。彼女がとても目立っていましたが、彼女は記者会見で名前を挙げられていたぱいぱいでか美だったようです。普段は持っていないギターをサポートが持っていたのは何か意味があったのでしょうか。
1番のサビで歌詞を若干間違えていましたが、歌唱自体は安定していました。

17.藤あや子「曼珠沙華」
後ろでチャイナドレスを着て踊っている乃木坂46の方がメインに見えるステージでした。
歌はほぼ印象に残っていません。

18.ゆず「かける」
恒例の日本生命CMソングということで相変わらずスケールの大きな楽曲。
打ち込み色が強い楽曲のためギターを持っていますがバックバンドもいませんし特にギターの印象はないです。
歌声の力強さ・ハモリのうまさはやはり流石の一言。来年からも毎年出てほしいものですね。

19.miwa「fighting-Φ-girls」
ナースコスプレではなくバックダンサー・バックバンドがOLコスプレ。本人はラフなシャツ姿で安心しました。
歌声自体も調子良さげでした。ポップな応援歌を歌わせれば素晴らしいですね。
歌唱途中で日村が女装したOL姿のヒム子ということでダンサーとなり参加していたのが印象的でした。

20.氷川きよし「男花」
ラガーマンが大量に出てくる謎の演出だけが頭に残る構成でした。なんだったんだあれは??

21.細川たかし「心のこり」

NMBと芸人の謎のダンスの振り付けが不思議でした。
歌唱は安定でしたね。

22.和田アキ子「笑って許して」
自身の連続出場を「笑って許して」と言っているようなステージ。
会場の盛り上げ役としては良くできていましたが、歌唱力の低さは拭え切れない所。

23.関ジャニ∞「前向きスクリーム!」
ねば~る君やはばタン、ふなっしーといったゆるキャラが出てきたワイワイガヤガヤのステージ。
村上の仕切るMCが印象的でした。
特徴的な歌い上げ方が印象的な渋谷すばるのボーカルですが、今回の曲調では若干控えめな感じ。来年はその歌を楽しめる楽曲にも期待したいです。

24.天童よしみ「終りなき旅」「人生一路」
美空ひばりのカバーを披露。
美空ひばりに憧れて歌手になったとのこともあり、気合の入った歌唱は素晴らしかったです。
前年のやしきたかじんのカバーは正直彼女には合っていませんでしたが、今回の美空ひばりカバーはバッチリ合っていたと思います。

以上前半。

前半はJ-POP勢が全体的に頑張っていたと思いますが、個人的には演歌勢がどれも深い印象の残らないステージかなと思いました。テンポもよく、個人的にはかなり面白かったと思います。
特に印象に残ったのはトリの天童よしみの圧倒的な歌唱力、miwaの時の日村の女装姿、ゲスの極み乙女の「ぱいぱいでか美」、星野源の堂々としたステージと大原櫻子の初々しすぎるステージといったあたりでしょうか。

ニュースを挟んで後半。

朝ドラ『あさが来た』紅白特別編「加野屋の大みそか」
原因不明の絶好調ぶりを見せている今期の朝ドラ「あさが来た」の特別編。
前回の「花子とアン」ほど長くなく、まとまっていてこれぐらいの尺なら許せるかなという範囲でした。

25.NMB48「365日の紙飛行機」
冒頭のソロパートがNMBの山本彩だからという理由だけで、AKB48名義の曲をNMBに回して歌わせるという極悪非道なやり方。AKB本体はたかみな卒業公演をしたかったからこういう扱いになったのでしょう。朝ドラ主題歌のこの曲を外すことはできませんし。
ただこの曲がなければNMBも他の支店と同じように落選していたでしょうから、NMB的にはラッキーとしか言えないかもしれませんね。

さや姉は冒頭アコギを持っていましたが、明らかにアテブリでなおかつ途中で手放していました。持っていた意味はあるのでしょうか?
ステージの内容は実質山本彩の独壇場でしたね。さや姉の歌声も風格を感じる堂々とした歌いっぷりでした。ただ演奏時間も長かったですし、NMB48の他メンバー&ファンはさや姉さまさまといったところでしょうか。

26.三代目J Soul Brothers「Summer Madness」
初出場から4回連続。今年は120万人動員のドームツアーにレコード大賞連覇。初出場時から考えるとほんとに大きく成長しましたね。
この楽曲はサビがインスト、なおかつEDM要素の強い洋楽の流行りを取り入れていて、こういった歌メロ主体ではない楽曲がJ-POPシーンの中心である紅白で演奏されていることには大きな意味があると思います。サビで歌わない楽曲なんですよ?これが紅白で流れているとは一昔前では考えられないことです。
実際この曲を聞いている人のほとんどは見た目で入ってると思いますが…

27.福山雅治「デビュー25周年スペシャルメドレー」
「I am a HERO」「虹」「HELLO」「桜坂」

例年通りパシフィコ横浜での自身のカウントダウンライブから中継。
メドレーということで代表曲ばかり4曲。実はこれらの楽曲は紅白で歌われていなかったそうで驚きました。
4曲と言ってもサビのみ~ワンコーラス程度の尺であり全て合わせて5分程度の尺。それほど長すぎるわけでもありません。大ヒット曲ばかり並んだ圧巻のステージでした。
「桜坂」はやはり大ヒット曲の風格を持った名曲でしたね。

28.水森かおり「大和路の恋」
謎の巨大衣装枠。ただ巨大衣装と引き換えに新曲歌唱を約束されているのかもしれません。
今回は火の鳥のセットでした。

29.いきものがかり「ありがとう」
ヒット曲がなく過去曲に回された…という訳ではなくて、水木しげる氏への追悼の念を込めた選曲。5年前の朝ドラ『ゲゲゲの女房』主題歌・「ありがとう」の歌唱です。
その朝ドラのヒロイン・松下奈緒が登場し曲紹介を担当しました。
朝ドラのシーンと合わせた王道のステージと楽曲の良さはまさに安心安定でした。しっとり曲を聴くことができるステージだったと思います。
来年はその年の楽曲で出場してほしいものです。

スペシャルコーナー「ザッツ・SHOWTIME~星に願いを~」
日本語訳すると「ディズニーコーナー」。
なかなか他の番組では見られないディズニーですが、紅白とディズニーのコラボは数年おきに開催されていますね。さすがお金が違います。
綾瀬はるかと井ノ原快彦の司会がデュエットするというシーンは珍しいなぁと思いました。


30.TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
関ジャニ・村上信五が登場し曲紹介。彼の司会業への進出も近年目立っていて、近い将来彼が紅白の司会を担当することもあるかもしれません。
今回のTOKIOは過去曲のため特に面白味もないステージ。途中伴奏の音声が途切れたことぐらいでしょうか。

31.椎名林檎「長く短い祭~ここは地獄か天国か篇~」
「神様、仏様」「長く短い祭」

事前予告のなかったメドレー、そしていきなりの向井秀徳(元NUMBER GIRL、現ZAZEN BOYS)の登場。そして「神様、仏様」のサビ部分を歌います。紅白とは縁のないアングラなロックシーンで活躍している向井さんの登場にはとても驚かされると共にテンションがとても上がりました。
本人・椎名林檎も登場し「長く短い祭」の披露に。ヘッドセットマイク(実際は口ぱくだったと思われます)を使ったダンス主体のステージは圧巻でした。デュエットする元東京事変のギタリストだった浮雲も階段に座り込むスタイル。
椎名林檎、向井秀徳、浮雲含め全員が和装、さらに「日本の夏祭り」をイメージした花火や提灯のモニター演出は今回の紅白で一番「和」を感じさせる作りこまれた素晴らしいステージでした。
口パクとか歌っているとかどうでもよくなるぐらい圧巻のステージでしたね。

32.嵐「New Year's Eve Meldey 2015」
「Sakura」「愛を叫べ」

嵐の登場前にダース・ベイダーやR2-D2、C-3POなどが登場し若干のコントを披露、「新しいジェダイは嵐だ!」ということで嵐のステージにつながる形でした。
今年の新曲2曲のステージ。普段通りの嵐のステージでした。
ただ、嵐は生で歌えると思うだけに完全口パクなのは寂しいところ。

33.AKB48「AKB48 紅白2015 SP~10周年メドレー~」
「会いたかった」「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」

まさかの全曲過去曲。握手券商法とはいえ現行ミリオンを達成している唯一のアーティストというのに、今年の曲を歌えないとは…AKBももう厳しい状況ですね。
マジック・前田敦子・大島優子とサプライズ演出が続きましたが、前田敦子と大島優子は前日「渋谷で仕事です」というツイートをしていたこともあり予想できたサプライズ登場。正直面白みに欠けるステージでした。
恋チュンを踊る前田敦子・大島優子には違和感を感じましたね。
代表曲を詰め込んだこともあり、今回のステージで最後の紅白となりそうな気もしますね。もう一度、正統な人気を取り戻してほしいところですが…

34.EXILE「EXILE紅白スペシャル2015」

「24karats GOLD SOUL」「Rising Sun」
今年の代表曲「Ki・mi・ni・mu・chu」をスルーしてLDHのドンらしい風格を出すために相変わらずの「Rising Sun」頼み。
歌声もイマイチ出ていない印象でしたし、今のEXILE本体の人気、CD売上を考えるとここまで良い扱いをする必要はないかなと思いました。

特別企画「花は咲く」
YOSHIKIのピアノ伴奏によって出場歌手全員で合唱披露。
もうこの曲もそろそろお役御免といったところでしょうか。

35.Superfly「Beautiful」
スケールの大きな、会場を包み込むような歌唱。そして会場のボルテージの高さを表現するかのような手拍子の大きさ。誰がどう見ても圧巻のステージでした。
過去の名曲に頼らず今年の新曲でも会場を盛り上げているあたりが彼女の凄さを物語っています。
歌声だけで圧倒しているようなステージでしたね。
今年の紅白のMVPは間違いなくSuperflyでしょう。
来年以降も出てほしいものです。

36.ゴールデンボンバー「女々しくて」
もう4年連続の歌唱。間奏では「女々しくて以外も歌わせてください!」とアピールしていましたが…どうなることでしょう。
今年の演芸は樽美酒と審査員・又吉直樹の相撲対決でした。
ちなみにウラトークでは今年も滋賀のアニキ・T.M.Revolutionの西川貴教が熱唱していましたね。

37.西野カナ「トリセツ」
今年を代表するヒット曲ということ歌唱時間などの扱いも良くなってきました。
安定の歌唱でしたね。
配信での強さは群を抜いていますし、来年もまた世間をにぎわすヒット曲を出してくれることでしょう。

38.BUMP OF CHICKEN「ray」
審査員の羽生も大ファン。演奏前に中継でボーカル・藤原が意気込みを語ってくれました。
日本を代表する年越しロックフェス・COUNT DOWN JAPAN、EARTH STAGEからの中継。昨年のサザンと同じくWOWOWからの映像提供です。CDJとの中継が実現したことは紅白史に残る大事件と言っても過言ではないでしょうし、その第一号が日本のロックシーンを牽引してきたBUMPだったことも当然と言うべきでしょう。
EARTH STAGEでもめったに見ないパンパン・ギュウギュウの客席の熱気と盛り上がり、そして生演奏・フルコーラスで披露される素晴らしい演奏は中継ならではでしょう。「ray」というチョイスも明るく乗りやすくてよかったと思います。今回の披露で改めて「ray」は名曲だなと思いました。
来年からもCDJからの中継が定着するのでしょうか。候補としては同じくロックシーンを牽引してきたサカナクションやASIAN KUNG-FU GENERATION、MAN WITH A MISSION、またBUMPと同じく羽生選手が大ファンと言われ、お茶の間にも浸透してきているback numberあたりでしょうか。

39.石川さゆり「津軽海峡冬景色」
三味線の演奏が加わるアレンジが目新しかったですね。
来年は「天城越え」なのでしょうか。

40.五木ひろし「千曲川」
安定の歌声でした。
やはりこのあたりの重鎮は大事ですね。

41.V6「ザッツ!V6メドレー」
「MUSIC FOR THE PEOPLE」「愛なんだ」
新曲はなかったですが初披露の楽曲。
タイトルからはまたWAになるのかと思ってましたが他の代表曲でしたね。
応援に登場した近藤真彦の「僕はたまたま出させて頂いている」というコメントがいろんな意味で頭に残りました。

42.Perfume「Pick Me Up」

歌唱前に木村拓哉が登場し綾瀬はるかとトーク。そこで綾瀬はるかが「この後SMAPさんの…」というはずが「この後さん」と言ってしまうミス。ただ今回はここぐらいしかミスがなかったので、前回の事を考えると上出来でしょう。
Perfumeのステージは例年以上に映像演出を駆使した、もはや実写か虚構か分からなくなるような圧巻のステージ。まぁ圧巻なのか唖然なのかは人によって異なるとは思いますが。
Perfumeの原点に立ち返ったような近未来的なステージで良かったと思います。

特別企画 小林幸子「千本桜」

ボカロ曲が紅白で歌唱される、ニコ動のコメントが紅白のテレビで流れるという意味で非常に大きな価値のあるステージでした。
やはり歌はうまいですね。

43.X JAPAN「紅白スペシャルメドレー~We are X !~」
「Forever Love」「BORN TO BE FREE」

力強い歌声とドラム。
やはり伝説級のアーティストは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれますね。

紅組特別企画 MISIA「オルフェンスの涙」
本来ガンダムの主題歌のために作られた楽曲なのですが、今回は反戦・反原爆の意を込めたステージ。
心を込めたMISIAの歌声はやはり素晴らしかったですね。

44.美輪明宏「ヨイトマケの唄」
80歳とは思えない演奏だとは思うのですが、2回目ですしフルコーラスにする必要はなかったのではないでしょうか。さすがに長すぎました。
というか1回でやめておいた方が将来伝説になったような気もしますが…。

45.レベッカ「フレンズ」
この楽曲はやはり名曲だと思います。誰もが口ずさめるのではないでしょうか。
歌声は緊張からか年齢からか若干不安定でしたが、リアルタイムでレベッカを体感している世代からすれば今回の紅白のハイライトになったと思います。

46.今井美樹「PIECE OF MY WISH」

確かに歌はうまかったと思いますが、今年やる必要性は特に感じられませんでした。
これなら、今年のヒットした曲をやってほしいなぁと思ってしまいます。

47.SMAP「Thie is SMAPメドレー」
「Triangle」「Otherside」

のど自慢で訪れた山田町の人々からの中継トークから曲披露。
国民的スターの風格のあるステージでしたね。
もう一度大トリもやってみてほしいです。恐らく、今大トリでその年の曲が歌えるのはSMAPと嵐だけでしょうし。

48.森進一「おふくろさん」
最後の紅白。
息子のONE OK ROCK・Takaとのツーショット写真が紅白の後に話題となっていましたね。
もう限界も感じる歌声と立ち姿ですが、最後の「母さん!」の絶叫は深く印象に刻まれました。

49.高橋真梨子「五番街のマリーへ2015」
「五番街のマリーへ」「桃色吐息」

まさかのメドレー。
かろうじて若者でも「桃色吐息」は知っていると思われるのでその曲を急きょ付け加えたのでしょうか。
歌の上手さという意味でもSuperfly等の方がよかったですし、彼女が今年の紅白に出場した意味というのは個人的には良くわかりません。
こういった「今年ヒットしたわけでも、万人が口ずさめるわけでもない歌手」が視聴率低下を招いたのかなと思います。

50.近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」

歌は安定していたような印象もありましたが、やはり2015年の紅白のトリであった意味はなさそうな気もしますね。
この曲自体は万人が口ずさめるヒット曲で、いいチョイスだったと思います。この曲以外であれば、さらに批判があったのではないでしょうか。

51.松田聖子「赤いスイートピー」
実は紅白初披露。言わずと知れた代表曲です。
ただ今回の披露は前回以上に緊張からか歌の調子が悪そうに見えました。溜める歌い方もイマイチでしたね。

2年ぶりのハイライトが入り、エンディングに。
356832VS346929で4年ぶりに紅組が勝利でした。
最後に「蛍の光」があり、終了です。


例年以上に実験要素の強い紅白で、なおかつ万人が口ずさめる名曲や誰もが笑える演出の多いエンターテイメントとして家族みんなで楽しめる良い紅白だったと思います。
ただ、2015年らしさというものが薄すぎたこともあります。星野源で視聴率が上がっているというのはやはり「紅白=その年の振り返り」という側面がまだ残っていることの証明ではないでしょうか。

また懐古選曲ですが、福山雅治のメドレーやレベッカ「フレンズ」、松田聖子「赤いスイートピー」のように紅白初披露の「誰もが口ずさめる」代表曲であれば大歓迎だと思います。
しかし、TOKIOのように何度も披露している曲や乃木坂46・AAAのように今年の曲とさほど認知度が変わらない過去曲にするなら、2015年の楽曲にしてほしいと思います。
せめて2015年の楽曲が全体の半分ぐらいを占めるようにしてほしいですね。

今回は詰め込みすぎな印象も受けました。
特に前半、1組2分を切るようなステージはやはり物足りなさすぎますね。
あと特別企画をするにしてもアニメ紅白のようなバタバタした企画だと何だか分からないうちに終わってしまいます。せっかくの特別企画、もっとゆったり楽しみたかったですね。

今回の試みを生かし、次回はより良い紅白を期待しています!
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