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【2016-2017】第67回NHK紅白歌合戦・感想 ~高齢化社会の紅白のあり方~


今年の紅白歌合戦について、色々書いていこうと思います。

【出演者選考について】
和田アキ子、細川たかしなどを中心にベテラン勢を整理し、また全体的に人数を減らしたのは良い流れ。その他にも、大きな変革が多く起こりそうでそれは楽しみです。
しかし、10代~20代の若者世代視点からいうと、やや物足りない選出なのも事実。
大竹しのぶ、PUFFYといった歌手が今年選出されたのは理由が分かりません。動員・売り上げも紅白レベルではなく、曲の認知度も国民的というほどではない気がします。
back number、BABYMETAL、秦基博あたりの他とのジャンルの被らない、若者にも老若男女支持が大きく広がっている歌手の初出演がならなかったのも残念です。
選曲も過去曲が多く、RADIO FISHや欅坂46、RADWIMPSを除いたら2016年感があまりにもないのは残念ですね…。

【出演者ごとの感想】
第1部(7:15~8:55)
1.関ジャニ∞(5) 
「ズッコケ男道~紅白で夢を歌おう~」
ステージに出演者を残し、実績組による盛り上げは去年と同じ。まぁ盛り上がるよね。村上がグイグイ来るのは司会狙ってそう。

2.PUFFY(初) 
「PUFFY 20周年紅白スペシャル」
アジア→カニ、服装も曲もPUFFYだなぁの一言。

3.AAA(7) 
「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」
ここまで出演者も残り、会場全体でタオル回し。盛り上げ上手なのも見れて、AAAの紅白の中ではかなりの好印象。

4.E-girls(4) 
「DANCE WITH ME NOW!」
出演者が去り、クールダウンゾーンに。看板はマストで使いたいのか?

5.欅坂46(初) 
「サイレントマジョリティー」
ちょっと不自然なところはあったけど思ってたよりは尺が残って曲の魅力は伝わった、カッコいいなぁ
坂道系は口パクや被せにするにせよ、もう少し歌大きめのボリュームバランスにしてほしいかな。
センター平手の獰猛な目付きはやっぱり逸材だね。

6.三山ひろし(2) 
「四万十川~けん玉大使編~」
けん玉演出も見やすく、歌の魅力も良かったかな。抜けよく元気の良い声だね。

7.山内惠介(2) 
「流転の波止場~究極の貴公子編~」
衣装派手。

8.miwa(4) 
「結 -ゆい-」
弾き語りと合唱のみでの披露。miwaの長年の強みである弾き語りで勝負するというスタンスで素晴らしかった。
いつもより力強い歌声も良かったです。

9.Sexy Zone(4) 
「よびすて 紅白'16」
メロディアスな楽曲ですが、そろそろ他の若手ジャニーズと入れ替わっても良いような…

10.天童よしみ(21) 
「あんたの花道」
ちょっとクセ強すぎるけど、やっぱり歌うまいねぇ。パワフルで胸に訴えかけるものがある。

11.SEKAI NO OWARI(3) 
「Hey Ho from RPG」
RPGはサビ頭の一節だけ、アカペラだったかな。
Hey Hoは迷走から抜け出して普通に良い曲。一時はかなり外し気味だった声もしっかり出てた。

12.市川由紀乃(初) 
「心かさねて」
聴かせる演歌。飛び抜けた印象はないけど、堅実な感じ

13.三代目 J Soul Brothers(5) 
「Welcome to TOKYO」
曲は何度聴いても意味不明だが、LED演出は派手で圧巻だった

14.香西かおり(19) 
「すき~真田丸スペシャル Ver.~」
歌も微妙、見せ場はバイオリンだったね

15.椎名林檎(4) 
「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016-」
亀田誠治など東京事変メンバーが後ろにいた。
曲はちょっと地味で、かなりダイナミックだった近未来的映像演出の方が目立ってたような。

16.福田こうへい(3) 
「東京五輪音頭」
復活させてまでこれ歌わせる意味ある?

17.絢香(8) 
「三日月」
全盛期に比べると声出ないなぁ。仕方ないか

18.郷ひろみ(29) 
「言えないよ」
やっぱりスターらしき風格はある、絵にはなるなぁ。歌もそこそこ歌えてた

19.V6(3) 
「Smile!メドレー」
「WAになって踊ろう」→「HONEY BEAT」。
V6の全盛期は良い曲が多い。

20.水森かおり(14) 
「越後水原~白鳥飛翔~」
やっぱ巨大衣装だけ。

21.いきものがかり(9) 
「SAKURA」
生演奏っぽかったのはよかったけど、ガッツリテレビサイズだし、デビュー曲の安定感。
来年以降の扱いは心配かな。

22.ゆず(7) 
「見上げてごらん夜の星を~ぼくらのうた~」
紅白狙いの企画だし順当。
ゆずは巧い。毎年出てほしいよね

紅白HALFTIME SHOW! 
渡辺直美、ピコ太郎
盛り上がったし、今年みたいな流行りがあるときはまたやってもいいかも。

第2部(9:00~11:45)
1.RADWIMPS(初) 
「前前前世 [original ver.]」
タイトルの、originalで予感した通りフルサイズ。
さすがのヒット曲は盛り上がる。しっかり歌いきってカッコいいステージだった。あのRADWIMPSがNHKホールの紅白のステージで歌ってる姿は感動的。

2.乃木坂46(2) 
「サヨナラの意味」
メロディアスで良い曲。乃木坂は何だかんだ綺麗だし映えるね。橋本のソロパート以外もある程度生で歌ってほしかったな。

3.福山雅治(9) 
「2016 スペシャルメドレー」
人気盛り上がりはさすがなんだけど、そろそろ中継ならやめどきかもね。

4.島津亜矢(3) 
「川の流れのように」
上手いのはわかるんだが、朗々とテクニカルに歌いすぎで曲にあってないかな。

5.RADIOFISH(初) 
「PERFECT HUMAN」
派手で笑えた。検索ちゃんのときから変わらず、本質はお笑いのネタだよね

6.西野カナ(7) 
「Dear Bride」
レコ大曲と変えて、安定の結婚バラード。西野カナは女性ソロ歌手のトップをひた走ってる。

7.桐谷健太(初) 
「海の声~みんなの海の声バージョン~」
思ってたより力強く声出てた!曲自体はBEGINらしい沖縄節の効いた良曲。
また歌手でちゃんと活動してみても面白いかもね。

8.AI(2) 
「みんながみんな英雄」
見事なまでのau宣伝タイム
歌い手としての腕は確かだし、何だかんだ運良く生き残るねぇ。

9.AKB48(9) 
「夢の紅白選抜SPメドレー」
「LIVER」→「君はメロディー」
アタック感の強い曲と美メロでどちらも個人的に好きな方の曲、今回は今年の曲を1曲歌えてよかった。
1位山本彩だったから、君メロ冒頭の生ソロパートも安心して聞けたのはよかった。

10.五木ひろし(46) 
「九頭竜川」
例年通りに安定。

11. Kinki Kids(初) 
「硝子の少年」
無難なパフォーマンスだったけど名曲はやはり名曲。クセが強すぎる歌い方にならなくてよかった。

12.Perfume(9) 
「FLASH」
近未来的な映像とバッチリ揃った舞、それで圧倒できる強さ。今回はヒット曲もあった。

13.星野源(2) 
「恋」
当然のヒット曲、ほぼフルコーラス。圧倒的なスター感で、これからもスター街道突っ走っていきそうな予感のするパフォーマンスだった。

14.大竹しのぶ(初) 
「愛の讃歌」
上手そうに演じてるだけで個人的には好きになれないなぁ。

15.坂本冬美(28) 
「夜桜お七」
まぁ安定枠。

16.TOKIO(23) 
「宙船(そらふね)」
生バンドバージョン、迫力あってカッコ良かった!!
中継ならではのバンドの魅力が伝わった。

17.松田聖子(20) 
「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
口パクか?というぐらい裏声がバッチリ出てた。
さすが久々のトップ10を記録しただけあり、曲は壮大でよかった。

18.X JAPAN(7) 
「紅」
まさかのシンゴジラありき。カッコ良い曲ではあったが、演出に巻き込まれるとは…

19.高橋真梨子(4) 
「ごめんね…」
声出てないなぁ。

20.THE YELLOW MONKEY(初) 
「JAM」
胸を打つ名曲をフルで聴かせる。円熟味を感じられる声もまたいい。
「砂の塔」の方がいいなぁと思ってたけど、今回ちゃんと聞いてこの曲のよさに気づかされました。「いませんでした」の繰り返しは胸に響いた。

21.氷川きよし(17) 
「白雲の城」
なんで熊本枠をこの人にしたんだろ?
歌の実力は分かるんだけど、「縁もゆかりもない」のでは?

22.宇多田ヒカル(初) 
「花束を君に」
まぁ歌の不安定さも含めて、まさに宇多田ヒカルだよね。ほんと良い曲。

23.石川さゆり(39) 
「天城越え」
ザ・安定感。そろそろ別の曲でもいい気はするけど

24.嵐(8) 
「嵐 × 紅白スペシャルメドレー」
「ARASHI」→「Happiness」→「One Love」
大トリだからの代表曲メドレーなのか。でも嵐はどの曲もそんなヒット具合変わらんからその年の曲歌ってほしかった感じする。
それでもSMAPの代わりになれる風格は彼らしかないかな。

【総評】
1曲ずつの時間が増え、じっくり聴かせるようになりバタバタ感がなかったのは非常によかった。時間にゆとりがありすぎる方が、ゆとりが無さすぎるよりは遥かにマシです。
また、今年は生演奏が活きていたように思いますね。途中で中継が挟まった別スタジオ生演奏が良かったのではないでしょうか。
演出は確かに分かりづらいところや尺埋め感がありましたが、今年はSMAP用の時間もあったことですし、ある程度は仕方ない。雰囲気で楽しめる部分はよかったので、一つ一つに割く時間をもう少し短くすれば、来年以降も同じ方向性でも悪くないと思います。
過去曲の選曲が目立ったのは個人的には残念でしたが、高齢化が進んだ社会で視聴者が楽しめることを考えると、仕方ない方向性なのかもしれません。それでももう少し今年の曲が聴きたかったですが…
ゆったりとしたテンポは老若男女分かりやすくワイワイ楽しみやすくて良いのではないでしょうか、これからも続けてほしいです。

以上です。感想コメントなど、是非!
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コメント

[C95]

来年はいきものがかりどうなるのかな..,!!
と思った途端に活動休止とは。。。
  • 2017-01-05 19:50
  • あーよ
  • URL
  • 編集

[C97] オフィス・オーガスタは…

秦基博の所属するオフィス・オーガスタは、そもそも紅白歌合戦に距離を置いている。オーガスタから、紅白に出場したアーティストは、スキマスイッチ、山崎まさよし、スガシカオ(当時)の3組しかいない。ただ、今年「NHKのど自慢」に、秦の出演が決定。初出場への布石か?
高校野球といえば甲子園、高校ラグビーといえば花園、聖地でやってこそ、全国大会。紅白の聖地はNHKホール、寒空のなか都庁前のパフォーマンス、わけわからん。
  • 2017-01-09 21:47
  • 足立の紅白愛好家
  • URL
  • 編集

[C98] Re:

コメントありがとうございます。
いきものがかりはこれからどうするのかな?と思った矢先の休止でしたね。個人の活動もどうなるのか気になります。普通にソロデビューなのか、裏方的になるのか、それとも休養充電になるのか…

>来年はいきものがかりどうなるのかな..,!!
>と思った途端に活動休止とは。。。

[C100] Re: オフィス・オーガスタは…

コメントありがとうございます。

3組出てたら出てる方じゃないですか?オーガスタでその3組以外に紅白レベルで人気の出たアーティストはあまり思い付きませんし。

今回の都庁組は中継にする意味があったと思いますよ。会場だとバンドはどうしても当て振りにするしかないので。
個人的には福山や氷川の方が中継の意味を感じませんでした。

>秦基博の所属するオフィス・オーガスタは、そもそも紅白歌合戦に距離を置いている。オーガスタから、紅白に出場したアーティストは、スキマスイッチ、山崎まさよし、スガシカオ(当時)の3組しかいない。ただ、今年「NHKのど自慢」に、秦の出演が決定。初出場への布石か?
>高校野球といえば甲子園、高校ラグビーといえば花園、聖地でやってこそ、全国大会。紅白の聖地はNHKホール、寒空のなか都庁前のパフォーマンス、わけわからん。

[C101] オフィス・オーガスタと紅白のゴタゴタ史。

2002年第53回紅白歌合戦Wikipediaより
「ワダツミの木」が約80万枚の大ヒットを記録し、この年下期の連続テレビ小説『まんてん』の主題歌「この街」を担当していた元ちとせ(奄美大島出身)に、番組側が早くから出演の打診をしており、一部メディアに「出場確実」と報じられていた。しかし、元の所属事務所・オフィスオーガスタ側より「その時期は、本人がレコーディングのためパリに行くため、そこから中継にしてほしい」と要望した。番組側から「本人と関連のある場所(出身地や楽曲に関係する場所)でなければ、中継はできない」とその要望を断ったため、最終的に元は出場を辞退した。

当時“新人”の元を中継で出場させようとしたのが、オーガスタ。紅白に出場した歌手は3組なのに、中継やバーターを要求。おそらく、秦も同じパターンだろう。アミューズやジャニーズより、超ヤッカイ。
  • 2017-01-12 16:53
  • 足立の紅白愛好家
  • URL
  • 編集

[C102] Re: オフィス・オーガスタと紅白のゴタゴタ史。

そんなこともあったんですか!それは知りませんでした。
ですが、秦は中継を希望するタイプには思えませんけどね…年越しCDTVにはここ数年生でスタジオに来て出演してますし。

> 2002年第53回紅白歌合戦Wikipediaより
> 「ワダツミの木」が約80万枚の大ヒットを記録し、この年下期の連続テレビ小説『まんてん』の主題歌「この街」を担当していた元ちとせ(奄美大島出身)に、番組側が早くから出演の打診をしており、一部メディアに「出場確実」と報じられていた。しかし、元の所属事務所・オフィスオーガスタ側より「その時期は、本人がレコーディングのためパリに行くため、そこから中継にしてほしい」と要望した。番組側から「本人と関連のある場所(出身地や楽曲に関係する場所)でなければ、中継はできない」とその要望を断ったため、最終的に元は出場を辞退した。
>
> 当時“新人”の元を中継で出場させようとしたのが、オーガスタ。紅白に出場した歌手は3組なのに、中継やバーターを要求。おそらく、秦も同じパターンだろう。アミューズやジャニーズより、超ヤッカイ。
  • 2017-01-17 19:48
  • oumizi
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