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back number ALLシングル&名曲レビュー Part.1 2009-2012

アーティストごとに、全てのシングル、そしてカップリング・アルバムの中から抜粋した曲を紹介する
「ALLシングル&名曲レビュー」のコーナー。
各曲の印象をパワプロ風のS、A~Gの8段階で判断していきます。
シングル曲が赤字アルバム曲が青字カップリング曲が緑字です。

第二回となる今回は2015年大ブレイクを遂げたVo.Gu.清水 依与吏、Ba.Cho.小島 和也、Dr.栗原 寿からなるスリーピースバンドback numberについて振り返っていきます。
当初は1記事で全シングルを振り返ろうと思っていたのですが、私のback number愛が強すぎ取り上げる曲が増えすぎた為、記事を分断。Part.1となる今回はMiniAL「逃した魚」~AL「blues」までの楽曲を取り上げます。


以降、特記以外
作詞作曲:清水依与吏
編曲:back number
になります。


重なり
2009年2月18日リリース1stミニアルバム「逃した魚」収録

初全国流通盤の1曲目を飾る激しめのロックナンバー。イントロなしで歌い出しから始まり、溢れる感情に身を任せるように駆け抜けていく楽曲。
演奏の粗っぽさは感じるものの、曲の構成力の高さやBメロでワンテンポ落とす緩急の付け方は流石。失恋の歌詞・パワフルなメロディーはこの当時からほぼ変わらない。「朝まで笑って 重なりあって」というフレーズがあるように、今よりも生々しい歌詞ではあるが。
初の武道館公演で「これまで苦労したんだ。だから最初の最初を聴いて欲しくて。」という感動的なMCと共に披露されたのが印象的です。

個人的印象…C


春を歌にして
2009年2月18日リリース1stミニアルバム「逃した魚」収録

MVも製作されたミニアルバムのリード曲。
6分15秒ある大作の失恋ロックバラード。
感情の昂りをぶつけたストレートな歌詞と粘っこい歌声がマッチしている。メロディーも切なさを表すように力強い感情のうねりを感じます。
ギターを重ねた重たいサウンドも湿っぽい楽曲の空気と調和。
全体的にしつこく好みは分かれるだろうが、心のこもった力作だ。

個人的印象…A


海岸通り
2009年2月18日リリース1stミニアルバム「逃した魚」収録

ライブで盛り上がるポップな4つ打ちアップテンポナンバー。
メロウなギターソロや跳ねたリズムの出だしのキメなど、ギターが良い引き立て役になっていてセンスの良さを感じます。
ポップな曲調とは正反対の女々しい失恋の歌詞もインパクトがあり、「君がそれで良いのなら 実は僕嫌なんだよ」と引っくり返す部分は特に印象的。
今でもライブの終盤やアンコールで演奏されることの多い重要な1曲です。

個人的印象…B


西藤公園
2009年2月18日リリース1stミニアルバム「逃した魚」収録

影絵MVが作られた準リード曲。2ndシングル「花束」の前の話だと言われている。
どことなく暖かみも感じられる失恋ミディアムバラード。
Cメロからラスサビに向かって盛り上がっていく構成のパワフルさは見事。
歌い方のクセがしつこく、くどい歌になってしまっているのは惜しいところ。
「私は冬が好き 僕は君が…」という最後のフレーズは直後の壮大な後奏と相まって儚げで美しい。

個人的印象…D


stay with me
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録
編曲:sound breakers

MVが作られたアルバムのリード曲。
ライブでも度々演奏されるなどファン人気の高い楽曲でもある。
儚さを感じさせるミディアムバラード。構成はやや単調ですが、切ないメロディーを聴かせる楽曲です。
プロデューサーを向かえ一気に編曲力が向上し、アコギを上手に使ったアレンジが効果的に使われています。
ストリングスなどを使わず、ギターを何本か重ねたバンドサウンドで勝負しているのも良い。
「あなたが目の前にいて 抱き締めることができるのなら もうこれ以上の幸せはないの」「曇りひとつ無い想いに祈りを すべての報われない想いに光を」など、女目線で歌われる失恋の歌詞は祈りを捧げるかのようです。

個人的評価…C


あとのうた
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録

アルバムのタイトルトラック。
シンプルなミディアム~アップテンポのギターポップナンバー。
バンドアンサンブルを聴かせるという意識がある曲で、ドラムによるポップなリズムが絶妙な楽曲。やや隙間が多い気もするが、軽快なバンドサウンドは心地良い。
歌詞は相変わらずの失恋を引き摺った後悔の歌詞。ラストの「ちゃんと言えばよかった」というフレーズが頭に残ります。

個人的評価…C


浮ついた気持ち
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録
編曲:soundbreakers

タイトル通り浮気について歌った、back numberの中でもかなり生々しい曲。「浮ついた僕の上で 誰かが腰を振ってて」といったフレーズはかなり直接的で好みが別れそう。
歌詞に合わせた重たく粘っこいダークな曲調のミディアムナンバー。イントロの耳に残るギターリフや2番Aメロのベース高音リフなどの演奏はムーディーな印象もあり、アウトロのドラムはカッコ良くもある。
歌詞に合わせた粘っこい歌い方もありかなり好みの別れる曲だが、個人的にはかなりクセになる曲です。

個人的評価…B


風の強い日
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録
編曲:島田昌典

編曲にいきものがかり、aikoで知られる島田昌典をインディーズながら迎えた楽曲。武道館で開催されたライブ"島田会"でアコースティック+ピアノの編成で披露されていました。
アコギサウンドを主体とする素朴なバラードで、サビのメロディーの力強さはインディーズ期の曲の中でも随一。
後ろで重ねられているピアノやシンセサイザーの音も微かに聴こえる程度で全くしつこくなく、それでいて音の薄さをカバーしています。
変な癖がなく素直に歌うボーカルも、情景描写を取り入れた歌詞も、どこか郷愁を誘い、切なくなります。
弾き語りの冒頭から徐々にクレッシェンドしていき、ギターソロを挟んでラスサビへ繋がり最後はまた弾き語りへ戻る構成もより切なさを煽ります。
シンプルながら確かな名曲です。

個人的評価…A


tender
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録

バンド初期に作られたというロックナンバー。
back numberとしてはかなり異色の曲で、メロコア的要素も感じます。
何本か重ねられガツンとしたインパクトのあるギターと細かく動き曲を支えるベースがパワフル。
緩急つけた構成をしっかり弾きこなす、バンドとしての地力を感じる曲です。

個人的評価…C


そのドレスちょっと待った
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録
編曲:soundbreakers

ポップなアップテンポナンバー。
跳ねるようなリズムと軽快なギターサウンドが楽しい気分にさせてくれる曲。サビに向かって盛り上がっていくBメロが秀逸。ライブではアンコールのラストに演奏されることも多く、盛り上がる曲です。
そんな明るい1曲でありながら、歌詞は結婚式を挙げる元カノに対する未練タラタラ、という曲調とは正反対のもの。ただ、コメディタッチに描かれているので重たくなく聴きやすいです。

個人的評価…C


いつか忘れてしまっても
2010年6月20日リリース1stアルバム「あとのまつり」収録

アルバムのラストを締めるバラード。
パワフルなメロディーと歌声、バンドサウンドによる力強い演奏でアルバムのエンディングをしっかり締めくくる曲。
どこかノスタルジックさを感じさせるアコギを盛り込んだ編曲も良いですね。
この時期にしては珍しく終わった恋愛を振り返り悟っているような歌詞。アルバム「シャンデリア」リリース時期には、インタビューで「最近の曲と歌詞が近い曲」として紹介されていました。

個人的評価…C


1stシングル 2011年4月6日リリース
はなびら
オリコン最高位…45位
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録
編曲:soundbreakers

激しさと切なさが混在した初期back numberの集大成的楽曲。この時期のキャッチフレーズだった「センチメンタル・ロックバンド」にピッタリ合っています。
メジャーデビューということでストリングスを導入しつつも、ガツンとしたバンドサウンドを聴かせます。スリーピースバンドらしい、ベースとドラムのキッチリ盛り上げる演奏がカッコいいです。特にイントロのベース高音フレーズが耳に残ります。
テンポはミディアムながらしつこくないストリングスと緩急ある構成によって疾走感も感じます。間奏・後奏の展開も多く勢いを感じますね。
サビ頭の「抱きしめても」やラストの「君を忘れない」など耳に残るキャッチーで力強いメロディーも良い。やや吐息混じりの歌い方は若さを感じます。
個人的にはback numberの失恋ソングの中で最も好きですね。

個人的評価…S


幸せ
2011年4月6日リリース1thシングル「はなびら」C/W
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録

6分半を越える大作失恋バラード。
「最初からあなたの幸せしか願っていないから」「横から背中押すから 誰よりも幸せにしてあげて」と片想いしている相手の恋を応援するというキレイゴトを女性目線で歌う歌詞が胸に響く。キレイゴトを歌うことで反対に恋心が生々しく浮かび上がってくる歌詞。細やかな描写力も巧みです。
ストリングスと重ねたギター、力強いドラムといった過剰なまでのしつこい編曲が盛り上げ、ネガティブな力が籠められているかのようなメロディーと粘っこいボーカルが感情をより表現します。
好みはかなり別れるでしょうが、back numberの失恋バラードの一つの完成形に近い曲だと思います。

個人的評価…B


2ndシングル 2011年6月22日リリース
花束
オリコン最高位…18位
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録
編曲:島田昌典

テレビ・ラジオ50局以上のパワープレイを獲得し、スマッシュヒットを記録、バンドの名前を広めた初期の代表曲。
ポップなミディアムバラード。滅多にない(というかこの時点ではほぼ初)長調の明るいバラード。
低音から高音まで幅広く、美しくキャッチーなメロディーが光ります。クセがなく素直な歌声もそれを引き立てていますね。
バンドサウンドにシンセ・ピアノを加えた編曲。ストリングスを用いず、さらっとしたアレンジになっていて歌を引き立てます。しっかり曲の土台を支えつつも、高音リフやパターンの変化で曲を盛り上げるベースとドラムのリズム隊の巧さも感じます。
歌詞も彼らには珍しい"恋の始まり"を描いたもの。会話調の歌詞が自然にメロディーとマッチしているのは凄いです。「ごめん ごめん ありがとう ごめんくらいの バランスになる危険性は少し高めだけど 許してよ」とコミカルな表現で細かな描写をしているのもいいですね。

個人的評価…B


半透明人間
2011年6月22日リリース2ndシングル「花束」C/W
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録

バンドサウンド全開の、アップテンポでライブで盛り上がりそうな4つ打ちナンバー。
4つ打ちリズムをしっかり刻むドラム、うねるように目立って動くベース、カッティングでリズムを作りつつサビの裏で耳に残るソロも弾くギターとバンドの力量が思う存分出ています。
3分ちょっとで終わる中でテンポよく構成が切り替わっていく。サビの前のキメがさらに盛り上げます。
メロディーのキャッチーさ・力強さも優れた楽曲です。Cメロではコーラスが目立つ部分もあります。
歌詞は相変わらずの失恋節ですが、高揚感を煽る曲調で聴くとテンションの上がる1曲です。

個人的評価…A


3rdシングル 2011年10月5日リリース
思い出せなくなるその日まで
オリコン最高位…24位
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録
編曲:島田昌典

晩秋の暗い雰囲気を思わせる重たい失恋バラード。
「わたしの半分はあなたで そしてあなたの半分は私で出来ていたのね」と女目線で失恋を歌う歌詞は暗く切ない。
ピアノとギター、ストリングスが絡むボリューミーな編曲が曲全体の暗い雰囲気をさらに強めています。間奏のギターソロからキメ連発に向かうところはネガティブな力強さを感じますね。
同じ構成を2回繰り返すのでやや単調さはあるものの、サビのメロディーは歌詞の負のエネルギーに負けないパワフルさを持っています。

個人的評価…B


はじまりはじまり
2011年10月5日リリース3rdシングル「思い出せなくなるその日まで」C/W

跳ねるような軽快なリズムのポップな楽曲。
back numberのアルバム回収されていないカップリングの中では随一の名曲。ボーカル清水もかなり気に入っているようで、カップリングで好きな曲としてインタビューで名前が上がることも多いです。
明るく開放的なバンドサウンドは聞いていて楽しくなる。細かく動くベースがしっかり曲を盛り上げています。
盛り上げどころの多い構成もしっかりしていて良い。ラスサビへ盛り上がっていくCメロと転調するラスサビがこの曲の聴きどころですね。

個人的評価…C


スーパースターになったら
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録

ライブではほぼ100%最終曲として演奏されている、4つ打ちロックナンバー。
エレキギターの演奏が主体となった力強いギターロックの1曲で、バンドの演奏でグイグイ進んでいくパワフルさを持った楽曲です。間奏ではギターソロも聴かせてくれます。
力強くキャッチーなメロディーも印象的な曲。ライブではファンによる合唱が恒例となっているラスサビ冒頭「スーパースターになったら 迎えに行くよきっと 僕を待ってなんていなくたって 迷惑だと言われても」の部分は特に耳に残るキャッチーなメロディーです。歌声もメロに合った力強いボーカルです。
バンドを始めた理由を歌った歌詞は、さながらback numberというバンドを象徴しているかのよう。back numberならではの前向きなメッセージがこもっています。
アルバム曲ながらback numberを語る上で外せない、非常に重要な、なおかつクオリティの高い名曲です。

個人的評価…S


電車の窓から
2011年10月26日リリース2ndアルバム「スーパースター」収録

映画『群青色の、とおり道』(2015年)劇中歌。リリースして数年後にタイアップがついた珍しい楽曲。
群馬から東京へ向かう電車の車内で故郷のことを思いつつ書き上げたという、ノスタルジックなロックバラード。
イントロから繰り返される印象的なギターリフとサビの涙をさそうメロディーがマッチしています。サビの「なぜだろう」の繰り返しは耳に残りますね。
都会でも田舎でもない、群馬ならではの東京に対する劣等感のような感情が込められた歌詞は絶妙。成功まであと少しなのに、なぜか達成感よりも昔を懐かしんでしまう気持ちが大きくなってしまう心情が細やかに表現されています。

個人的評価…C


4thシングル 2012年3月7日リリース

オリコン最高位…24位
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録
編曲:島田昌典

卒業式シーズンに合わせてリリースされた、卒業片想いバラード。
美しいメロディーを素直に聴かせる楽曲。癖なく素直にまっすぐ歌われる歌声を、ストリングスとピアノ、アコギ主体の演奏が暖かく包み込みます。
サビの最後「会えなくなる前に(早くしないと)」や2番AメロBメロのギターのカッティングなど、掛け合いがよく登場する楽曲でもあります。
卒業直前の早く言わないと、という片想いのウジウジした男の心情を表現した歌詞はファン人気も高いですね。
ちなみに、この曲でMステネット版への出演を果たしています。

個人的評価…D


5thシングル 2012年5月30日リリース
日曜日
オリコン最高位…24位
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録
作曲…清水依与吏、川村結花
編曲…島田昌典

HBC・TBS系深夜ドラマ「スープカレー」主題歌。
初のドラマタイアップということで共作者に「夜空ノムコウ」などで知られる川村結花を迎えた。
軽やかなミディアムポップソング。「幸せな話=人ののろけ話は長く聴きたくない」というボーカル清水の意思が反映され、比較的コンパクトにまとめられた1曲だ。
ギターソロとストリングスが混じり合う間奏をはじめ、バンドサウンドとピアノ・ストリングスが融合したアレンジは軽やかで前向きなイメージ。日曜日の気だるさと明るさの混じった特有の雰囲気を絶妙に表現しています。
「ねぇ もうすぐお昼だよ」という語りかけから始まる歌詞は、back numberにしては珍しく幸せな日常を描いています。サビの「たとえアイドルと付き合えなくたって 外車に乗れなくたって 君がここにいるなら 幸福な人生だろう」というフレーズはリアリティと悟りを感じさせつつ、幸せな情景も思わせますね。

個人的評価…C


6thシングル 2012年7月18日リリース
わたがし
オリコン最高位…14位
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録
編曲…soundbreakers

和風なメロディーと生音が生きたアレンジが歌詞通り夏のお祭りの情景を思わせるミディアムバラード。
サビの力強くキャッチーなメロディーは思わず口ずさみたくなります。美しくも、聴く人を惹き付けるエネルギーを持った素晴らしいメロディーだと思います。
ピアノで始まるイントロをはじめ、曲全体を通じてピアノが土台となりそこにバンドサウンドが加わっていく編曲。ピアノや効果的にBメロに差し込まれるアコギといった生音の楽器が和風なメロと合わさってノスタルジックさを生んでいます。ドラムが手数多く盛り上げて、間奏のギターソロは盛り上げつつ切なさも感じさせますね。
一緒に夏祭りに行けたものの「好きだ」と言えないウジウジした男の心情を「わたがしになりたい僕」といったコミカルな表現も混ぜつつ繊細に表現した歌詞は見事。

個人的評価…A


平日のブルース
2012年7月18日リリース6thシングル「わたがし」C/W
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録

メ~テレ「ドデスカ!」2012年度番組テーマソングという朝の情報番組タイアップに書き下ろした楽曲。
なので、朝に合わせた爽快なギターポップスになっている。
全編を通じて鳴っているアコギがカラッとした雰囲気を曲全体に与えていて、手数多く表情豊かなドラムが曲を力強く支え盛り上げます。
ギュッと言葉が詰め込まれたメロディーラインは朝の気だるさと一日の始まりの期待感を同時に感じさせて良いですね。

個人的評価…C


7thシングル 2012年11月7日リリース
青い春
オリコン最高位…14位
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録

フジテレビ系ドラマ「高校入試」主題歌。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、Mステ初出演もこの曲で果たした。
唯一のセルフプロデュース・シングルにしてロック系統のback numberの最高傑作。タイアップ効果もあり、バンドの名前をグッと広めた代表作の1つ。今でもライブでは必ず演奏されるライブ向きの定番曲でもあります。
スリリングかつ疾走感のあるロックチューン。
サビ頭の「踊りながら」というフレーズは頭に残るキャッチーなメロディー。曲全体を通して、メロディーが良い楽曲でもあります。
シングルながらセルフプロデュースということでバンドサウンドのみでアレンジされているのだが、これがかなりの好アレンジ。ギターのアルペジオが絡み合うミステリアスなイントロで曲に引き込み、タイトなリズム隊の演奏などでシリアスな雰囲気を作り出しています。ラスサビで転調しさらに盛り上がるのも良い。
社会の中を生きる葛藤を描いた歌詞も、ドラマに寄り添いつつもどんな人にもマッチします。
back numberでは異色の系統でありながら、屈指の名曲ではないでしょうか。

個人的評価…S


助演女優症
2012年11月7日リリース7thシングル「青い春」C/W
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録

身体だけの関係を女の視点から生々しく切り取った歌謡曲的バラードナンバー。
粘っこい歌い方やコーラスなどで不気味な空気を作り出している。
イントロとアウトロに出てくる粘っこい耳触りのギターソロが曲の世界観とピッタリ合っているのも見事。
この曲はボーカル・清水依与吏のお気に入りで、アルバム収録も彼の強い意思で決められたそうだ。同じテーマで書かれた「助演女優症2」は14thシングル「クリスマスソング」に収録。

個人的評価…C


エンディング
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録
編曲…亀田誠治

MVも作られたアルバムのリード曲で、得意の別れの場面を描いた後悔の失恋バラード。
別れのシーンと男の心情を切り取った歌詞は流石の巧さ。「最後の最後になって今 君の代わりなどいないと気付いたのに」というサビ終わりのフレーズは必殺。
イントロから繰り返し出てくるギターリフが耳に残ります。あまり装飾音を加えずバンドの音を重視した編曲になっており、2番Aメロでのベース・ドラムとギターの掛け合いは飽きさせず聴かせようという工夫が感じられますね。
メロディーの美しさもさることながら、随所で加わるストリングスの旋律の美しさはさすが亀田誠治といったところ。現状亀田氏のプロデュースはこの楽曲のみですが、かなり相性はいいように思われるので是非もう一度組んでほしいですね。

個人的評価…A


笑顔

2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録

映画「今日、恋をはじめます」テーマソング。12曲あった挿入歌のうちの1つという扱い。
素直に良いメロディーと真っ直ぐな歌声を聴かせるシンプルなバラード。
バンドのみで編曲されていて、やや盛り上がりに欠ける感じもあるが素朴な佳作。

個人的評価…C


bird's sorrow
2012年11月21日リリース3rdアルバム「blues」収録

ライブ定番曲でもある、駆け抜けていくようなダークなロックナンバー。
たった2分半強で終わるが、その中に詰め込まれた構成が疾走感と切迫感を生んでいます。
言葉が詰め込まれた力強いメロディーも曲に勢いを与えています。
サビと間奏の前に入る短いギターフレーズはカッコいい。勢い良く流れるドラム、低音でうねるベース、とリズム隊が光る曲でもあります。

個人的評価…A
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